■ ICOM IC-706用キャリングケース ■
近年、メーカー各社から立て続けにコンパクトなマルチバンド・オールモード機が発売されたことから、移動運用でこのテのリグを愛用している局も多いかと思います。しかし、皆さん持ち運びはどうなさっていますか?まぁ、ハダカのまま無造作にやっている方もいらっしゃるでしょうが、どうも私の場合、「虎の子」への愛着が人一倍強いタチでして(Hi)、余計な振動を与えたりキズを付けたくないという理由から、いつも購入時の箱のまま持ち運びしていました。
しかしこれでは、移動先で空き箱が案外かさばったりして、何かと不都合ですしスマートな方法とは思えません。アイコムのIC706はオプションでHC706とかいう型番の専用キャリングバッグがオプションで発売されていた記憶がありますが、確かに見てくれや機能性は良さそうなものの、価格がちょっと高く引き合わないなぁと感じていました。
そんな折り、近くのDIYショップでアルミアタッシュケースが格安で売られているのを見つけ、コレを使ってIC706にピッタリのキャリングバッグを制作してみましたのでご紹介します_(^^)_
購入したのはアイリスオーヤマ製のアルミアタッシュケースで、概寸405*260*95くらい。売価は¥1800ほどでした。構造的には本式のアタッシュケースに比べれば、まったくチャチと言わざるを得ませんが、まぁ値段が値段ですし、今回のリグの収納という用途を考えれば充分に使えます。
中はスポンジ風の樹脂で全面覆ってあり、間仕切りなどは一切ないので、自分で好きなレイアウトができるようになっています。これにクッションゴムを適当な位置に両面テープで内面に貼り付けることで、蓋を閉めたときリグやその他の収納物にピッタリ密着し固定されるようにしています。
私はこのキャリングケースに、リグ、マイク、ヘッドフォン、パドル、電源コード、小型LCDクロック、その他小物一式を入れて持ち運びしています。以前はよく電源コードやヘッドフォンを持参するのを忘れたりしましたが、このケースにはこれら全部がまとめて収納できるので大変便利ですし、忘れたりするヘマもなくなりました。
また、内面のクッションゴムが収納物に適度に効いているので、ショックアブソーバー的な役目を果たし、車の振動の影響をだいぶ軽減できているようです。
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