QRZ.comへの登録に挑戦してみた


  QRZ.com…、今や言わずと知れた世界最大のコールサインデータベースですが、利用し始めたのはつい最近です。

  というのも、私自身、'95年に始めてインターネットのwwwに触れて以来、QSLインフォメーション等の確認には、当時から有名どころだったK4UTEやBackmasterのサイトを利用してきており、ここに特に不満を感じていなかったというのが一番の理由です。

  QRZ.comについては、名前こそ知ってはいましたが、単にUS-CQ社から出ていた、いわゆるコールブックをそのままインターネット上でデーターベース化しただけもので、QSLマネージャの検索は前者のサイトにくらべて不得手なのではないか?…などどいう、変な"固定観念(…というか完全な誤解なのですが)"があり、実際のところほとんど利用したことがありませんでした。

  しかし、近年はDX局とQSOした際、「QSLはQRZ.comを参照して下さい」とのアナウンスを頻繁に耳にします。このまま"食わず嫌い"をしていては取り残されてしまうと思い、やむなく、QRZ.comのサイトを覗いた所、単にコールブックの延長線ではなく、QSLインフォメーションも非常に充実していること、QSL以外のHAM全般に亘る情報も豊富で、HAMのポータルサイト的に使われていること、…などが少しずつ判ってきて、前記の変な"固定観念"は、全くの杞憂に過ぎませんでした。

  そんなワケで、今では、真っ先にQRZ.comを利用するまでになっています(^_^;ォィ。

  で、最近ポツポツとDXを再開するようになって、ささやかな自己満足ではありますが、自分のコールをQRZ.comに登録してみたいと思うようになってきました。
  しかし、当のサイトは当たり前ですが「英文の嵐」(笑)。登録の手順を確認するのが億劫で思いつきが悪く、正直二の足を踏んでいた所、折しも丁度良いタイミングで、CQ誌2008年5月号に"QRZ.comに登録してみよう"との見出しで特集記事あったので、早速見よう見まねでやってみることにしました。

  …が、実際にやってみると、どうも上手くいきません。

  QRZ.comへのログインまでは順調にできたもの、どういうワケか?コール登録のだんに進むと「Update Access Not Authorized」とのメッセージ画面がでてきて、登録できないのです。何度トライしてみても結果は同じ。

  なにせ英語の長文でずらずら出てくるので、細かいことまで何を書いているのかは不明ですが(^^;、単語を繋げて解釈してみると、早い話が、「登録は"DX Helper"の方々に頼んでやってもらって下さい」てな事を書いてあるようです。

  …ぉぃぉぃ、CQ誌に書いとることと違うやんけ!と思いましたが、他に方法もないようです。とは言え私自身、英語でマトモに文章なんて書いたことないので弱りましたが、まー、当たって砕けろで、無い脳ミソを絞って以下のような「お願い文」を作って、恐る恐る投稿してみることにした。以下、手順をかいつまんでご紹介します。

1)まず始めにQRZ.comへログインしておきます。

2)QRZ Information --> DX Helpers を順次選択し、新規投稿の画面を開きます。


投稿文はこんな感じ↓です。タイトルは「please add my callsign to database」とでもしておきます。


3)投稿が完了したら、DX Helpersのトップ画面に、投稿したスレッド名・投稿者のコールが表示される。(下から5行目に当方の投稿文のスレッドがあります。)



4)概ね1日程度で、DX Helperの方がQRZ.comに登録してくれるハズです。登録されたら、担当Helperから上記3の投稿にリプライされる形で連絡があります。

※私はDX HelpersのひとりであるDK8NC / Helmut氏によって、1日もたたないうちに登録してもらえました〜\(^O^)/。


5)その後、お礼の一文をレスしておきます。文面は下記画像を参照。意味が通っているかは不明(爆)。


  …ざっとした流れは、このような感じです。
  まま、なにぶん不案内ですし、自分自身で辞書片手に調べる馬力もないので、

  ○登録はDX Helperに頼むしかないのか?自力ではできないのか?
  ○「お願い文」を掲示板に書き込むことによって個人情報が丸出しになってしまうが?(後々データベースに載って不特定多数の閲覧に供されることには変わりないが、何か、気恥ずかしい感じがするのは私だけか?。)

  …などなど、基本的な疑問は残っていますが、何はともあれ、結果オーライだったので良しとしておきましょう(^_^;;。

  同じような事例でお困りの方、参考になれば幸いです。(2008年9月記)