2002年5月1日 沖縄県豊見城市瀬長島連絡道路移動

HF逆V@8mHと50MHz4エレ八木@4mH。

別のアングルから。


 今年もゴールデンウィークは昨年に引き続いて沖縄に遠征することにしました。
 といっても、直前までコマーシャルが忙しくて休暇がもらえるかどうかは不透明で、なんとか休めそうな目途がついたのが休暇突入4日前。それからあわただしく準備をして、どうにか滑り込みセーフになりました(^o^:。
 それから今年の沖縄はちょっと話題性がありました。4月1日に島尻郡豊見城村が豊見城市になったのです。これは移動しないテはありません。折からの各局のリクエストもあって沖縄移動初日は豊見城市で即決となりました。
 前日夕のフライトで沖縄に到着。その足でレンタカーを借りて豊見城市内をざーっと下見しました。しかし、那覇市のベッドタウンとあってかロケのよい丘陵地はほぼすべて住宅が建て込んでおり、とてもアンテナが張れそうな状況ではありません。そんなわけで、最終的にJR6RL局の豊見城サービス等で実績のある「瀬長島」で運用することにしました。
 ここは、那覇空港のすぐ南に位置する小島で、本島と連絡道路で結ばれています。那覇市内や空港が一望できるため、ドライブスポットとして非常に有名で、言い換えれば車と人の往来も多く、アンテナの設営は考えねばなりません。何度か島内をぐるぐる回ったあげく、結局、連絡道路の路肩に設営することに決めました。ちょうど拡幅改良工事中の箇所で、トラロープを張ってあるので一般者は入ってきそうにありませんし、工事もしばらくストップしている様子でしたので短時間の運用は問題なさそうです。
 さて、当日は早起きして那覇市内のお宿を出発。途中、コンビニで買いだしをしつつ7時半ごろ現着。早速設営を始めるも、とにかく朝から暑いのなんの。暑さに順応できてないというのもあって、大汗をかきながらのアンテナ張りで、本来なら30分強もあれば楽勝のところが1時間半もかかってしまいました。 取り急ぎまずは50MHzをワッチしましたが、バズ音は聞こえるもののオープンするには至っていません。
 ちょうど8時50分、10MHzから運用開始。スタンバイしたとたん、かなり凄いパイルになりました。この日はCondxもまぁまぁで、HFハイバンドは好調。パイルの一段落を待ってこまめにバンドをQSYしつつの運用で昼飯を取りそびれるほどでした。
 こんな調子で昼間は10MHz&UPのCWをメインに運用し、16時半過ぎに一旦QRT。アンテナをHFローバンドのI.V.に上げ替えました。この日のためにローディングコイルを自作し、市販の3.5/7MHzのDPに1.9MHzを加えてトライバンドとしたものです。チューナーを併用すれば10MHzもカバーできます。コレを使って夜間は3.5/7MHzを中心に運用。ここでも猛パイルで、特に20時台の7MHzCWは私自身今まで経験した中で最大級のパイルといっても過言でないほど猛烈で、なんだかビートの塊を聞いているような(^_^;そんな感じでした。
 21時過ぎ、1.9MHzにQSY。かろうじて数局をログインするも、その後のCQは空振りばかり。どうもこちらの電波が届いてないようです。時期的にCondxが良くないというのもありましたが、やはりVPサイズのアンテナでやろうなどどいう考えが甘かったようです。
 程なくして旧知のJS6JVB、MLF、OWR各局が来訪。久しぶりのアイボールを楽しみました。結局この日は約760QSOの成果で終わりました(^_^)。