2005年12月25日 愛媛県西宇和郡伊方町権現山移動

50MHz7エレ八木@7mH。

尾根線上には11機の風力発電機が並ぶ。


 今年最後の移動は「四国のしっぽ」こと佐田岬半島を占める西宇和郡伊方町でした。しかもこの時期としては無謀にも50MHzモノバンドであります(^^;;;。
 本当は1.9/3.5MHzを主眼としたローバンド移動がしたかったのですが、その場合はどうしても夜間に限られてしまいますし、なによりこの冬の寒波とめまぐるしい天候の変化を考えると、二の足踏んでしまいます。かといって、昼間のHF移動も、今の季節、それもサンスポットも芳しくないこの頃にあっては、実質7MHzしかマトモに使えない状況でしょう。そんなワケで、いっそのことダメもとで、50MHzをと考えたのが発端でありました(^^;。
 早朝4時30分にホームの松山市を出発して、R197をてくてく南下。6時ちょうどに現地着。外は氷点下の寒さですが、運良く無風状態で天気は良いようです。風がないので体感温度は我慢できないほどでもありません。日の出前で真っ暗ではありますが、懐中電灯の明かりを頼りに設営開始。
 セットアップは8時前に終了。あとは発々を始動するだけという時にトラブル発生。ガソリン携行缶に附属のノズルを忘れてきたみたいです。このままでは上手く給油できません。さてどうするか…ふと車内にあった飲みかけの500mLペットボトルを使ってみることを思いつき、早速カッターで下半分を切断、逆さまにして発々の給油口に差込み、即席の「ろうと」の完成。ためしにガソリンを流し込むと本当にうまい具合に給油できます。我ながら、とっさのアイデアに感心しました(^^)。
 さて、8時ちょうどより東ビームにて運用開始。それにしても…予想はしていましたが、やっぱり「呼ばれない」。ボイスマシンとメモリキーヤをフル稼働させてCQを連発しましたが、焼け石に水ならぬ「焼けリグに風(^^;。」あまりの空振りに見かねたのか、ローカル局がチラホラ呼んでくれました(苦笑)。結局、やっとこさ、ローカル中心に10QSOして終了。うーん、手も足も出ませんでした、やはし(^_^+。
 なにはともあれ、お呼びいただいたみなさん、ありがとうございました(^^)/。