コンテスト


 私がコンテストを好きな理由は、やはり短時間で多くの局数が稼げ、ログ帳がドンドン進むし、QSLもたくさん届くようになるというところでしょうか。ですから、あまり勝った負けたにこだわりはないし、ユンケル飲んでまで24時間頑張る根性もありません(^^;

 もともと144MHzFMで小学5年生の時に開局した当時は、ログ帳1ページ進めるのにアップアップしていました。たかだか小学生の子供に、OM連の「オトナ」と「ラグチュウ」するのは大変な労力を必要としましたし、恐る恐るQSLカードの交換を打診すると、「JARL入ってません…」「ノンQSLで…」で終わられてしまい、愕然としたものです。

 しばらく経った後HF帯を始め、聞こえてきたのがコンテストのQSOでした。この時、V/UHF帯FMとはまるっきり違う洗練されたオペレーションには唖然としました。当時はL型GPに10Wだったので、お世辞にも飛ぶとは言い難かったのですが、7MHzのSSBで必死に呼ぶとコールバックがあり、ものの数十秒でQSO完了。不要なことは一切伝達しないその手法は自分に合っているなとこの時思いました。

 それ以来、週末にはそぞろHF帯でコンテストにいそしむようになりました。電話級に10Wですし、入賞など夢のまた夢でしたが、リズミカルなレスポンスと冗長なやりとりがないコンテスター諸氏のオペレーションはワッチするだけで大変勉強になりましたし、特にアワードを追いかけていたわけでもないのですが、とにかくQSLカードが毎月そこそこ届くのが楽しくてやっていたという感じです。

 大学に進学して学寮に入りました。残念なことに1階の部屋で、大きなアンテナが上げられないうえに、同じ建家の寮生に迷惑となるのであまりマイクに向かってガナれないという問題もあり、必然的に運用のウエイトはCWに移っていきました。非常にプアーな設備ではありましたが、CWなら意外に遊べます。学生の特権で、暇はあるが金はない(^^;のを良いことに、メジャー・マイナー・国内・国外を問わずコンテストに数だけは出ていました(…って、気合いがないのでチョロっと様子見のひやかし参加がほとんどでしたが(^^*)

 就職して社会人になってからは、プライベートに裂ける時間が激減してしまい、それに比例してアクティビティーも下がってめげめげ(T^Tですが、JARLの4大コンテストを中心に、選んで出るようにしています。本当は、小さなローカルコンテストも大好きなのですが…(--#

 最近思うのは、もっと、開催時間が3〜12時間程度の短いコンテストが増えてもいいんじゃないかってこと。特に私などは、移動して参加することが多いものですから、移動・設営・撤収の手間を考えると、現状の24時間制コンテストだとだいぶ負担ですし、翌日のコマーシャルのことを考えると頻繁に参加することには二の足を踏んでいるのが正直なところです。

 そんなわけで(なにがだ)、なんか愚痴みたいになっちゃいましたが、最近はちょっと多忙で、コンテストに出られるだけで「ありがたや〜☆」の心境です(笑)。お空で私の下手な電波が聞こえていましたらよろしくお願いします_(^^)_



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